ふくおか市議会だより160号 令和6年(2024年)2月15日 発行/福岡市議会 編集/議会事務局調査法制課 〒810-8620 福岡市中央区天神一丁目8番1号 電話 711-4749 FAX 733-5869 メールアドレス chosa.CCS@city.fukuoka.lg.jp ホームページアドレス https://gikai.city.fukuoka.lg.jp/ 議会中継アドレス https://smart.discussvision.net/smart/tenant/fukuoka/WebView/rd/council_1.html エックス(旧ツイッター)アドレス https://twitter.com/fukuokashigikai ふくおか市議会だより160号 1面 目次 ◆定例会のあらまし、アートを楽しもう!…1面 ◆一般質問…2面 ◆常任委員会の動きなど…4面 令和5年第6回福岡市議会(12月定例会) 12月11日から12月19日 定例会のあらまし  令和5年第6回福岡市議会(12月定例会)を12月11日から12月19日まで開きました。  この定例会では、市長から提出された議案58件を審議し、全て原案通り可決・同意しました。  また、議員提出の「ガザ地区における人道的休戦を求める決議案」も可決しました。  主な議案の内容は次の通りです。 ●一般会計補正予算(議案第216号)  補正の総額は、233億244万6千円(増額)です。主な内容は、物価高騰緊急支援給付金として非課税世帯へ7万円を支給するための予算や、光熱費等の高騰の影響を受けた介護施設、障がい者施設、保育所、中小企業者等に対する支援を令和6年4月まで継続するための予算の増額などです。〈賛成多数〉 ●福岡市障がいを理由とする差別をなくし障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例の一部改正(議案第230号)  社会情勢の変化等を踏まえ、基本理念中の「女性である障がい者」を「女性や性的マイノリティである障がい者」に改めることや、事業者による障がいのある人への合理的配慮の提供を努力義務から義務に改めるものです。〈賛成多数〉 ●福岡市国民健康保険条例の一部改正(議案第231号)  国民健康保険法等の一部改正に伴い、出産した被保険者等に係る保険料の減額に関する措置について必要な事項を定める等の改正を行うものです。〈賛成多数〉 ●福岡市保健所及び保健センター条例の制定(議案第233号)  保健所の広域的機能及び専門的機能を強化し、健康危機管理体制を確保するため、保健所を一元化するものです。〈賛成多数〉  議案のうち、議案第216号などに対して日本維新の会福岡市議団、日本共産党福岡市議団、および無所属議員1人から反対討論が行われました。 議案や賛否一覧については、市議会ホームページに掲載しています。 定例会の日程 12月11日 本会議  議案(提案理由説明・質疑・常任委員会付託) 12月12日から14日 本会議  一般質問 12月15日・18日 常任委員会  議案審査等 12月19日 本会議  議案(常任委員会委員長報告・討論・採決)  意見書案・決議案の採決 ふくおか市議会だより160号 2面・3面 一般質問  12月12日から14日の3日間にわたって一般質問を行いました。一般質問とは市政全般について市の考えなどを聞くもので、26人の議員が質問を行いました。主な内容は次の通りです。 子ども育成、教育など [教育] 全小学校の給食調理室へ早期にエアコン設置を 新しい風ふくおか 問 夏場における酷暑の長期化が進み、小学校の給食調理員にとって、ますます耐え難い過酷な状況となっている。環境改善は喫緊の課題であり、エアコンの全校設置に向けて、前倒しの対応を強く求めるが所見を問う。 答 給食調理室へのエアコン整備を加速するとともに、未整備校に床置き式スポットクーラーを設置するなど、熱中症対策の強化を図ってきた。今後とも、できる限り早期にエアコン整備を完了できるよう取り組んでいく。 [教育] 個別最適化教育の実現に向けモデル校の試行的導入を 無所属 問 個別最適化教育への転換に向け、子どもの学びや教師の働き方について段階的に理想的な姿を実現したモデル校を整備し、そこから抜本的な改革を進めるべきと考えるが所見を問う。 答 学びの改革と働き方改革の両面から取り組むことは重要。現在実施の働き方改革モデル校の取り組みを全校へ展開し、働き方改革を進めることにより教員が授業改善に集中できる環境を整え、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を進めていく。 [子ども] 病児保育施設の確保や受け入れ人数の拡大を 公明党福岡市議団  問 病児保育の場所が圧倒的に不足している。病児保育施設数確保のスピードアップを図るとともに、施設のキャパシティを増やして受け入れ可能人数を増やすなど、方向性について所見を。 答 病児・病後児の保育は、病気の症状に合わせた対応や急変時の判断などが必要となるため、安心安全な医療体制を確保した上で実施する必要がある。増設や増床について、県や医療機関と協議を進めており、受け皿確保に向けてしっかり取り組んでいく。 [子ども] 「おむつと安心定期便」の改善を 福岡市民クラブ 問 おむつと安心定期便の継続への期待は大きいが、財源であるこども未来基金にも限界がある。配送費や商品代などについて、さまざまな工夫により費用の削減を図ることが必要と考えるが、今後の事業実施に向け所見を問う。 答 おむつと安心定期便は、虐待などの未然防止と子育て家庭の経済的支援を目的に開始し、市民ニーズに応える事業であると実感している。今後も市民が安心して子どもを生み育てられるようしっかりと取り組んでいく。 [子ども] 子どもの居場所づくりにより一層の力を 新しい風ふくおか 問 子どもの居場所の選択肢を増やすことはとても重要であり、NPOや民間企業と連携できれば、その可能性は広がる。子どもの居場所づくりにより一層力を入れてほしいが所見を問う。 答 本市では、これまでもさまざまな地域資源を活用し、子どもの居場所づくりに取り組んできたところである。引き続き、空き家を含めた多様な場所を活用しながら、地域全体で子どもを見守り育む環境づくりをしっかり進めていく。 商工業、観光、文化、農林水産業、港の整備など [港湾空港] 福岡空港や博多港への軍事利用化要請に明確な拒否を 日本共産党福岡市議団 問 福岡空港や博多港の軍事利用化で政府が動いている。市は市民の命と財産、権利を守る立場を明確にし、「戦争する国づくり」につながるすべての協力要請には応えないという明確な態度を示すべきだが所見を問う。 答 福岡空港・博多港が広く民間に利用されていることを踏まえ、市民生活の安全を確保する立場で今後とも適切に対応していく。国の安全保障に関する問題は、国の責任において適切に対応されるべきものと認識している。 [文化] 文化芸術振興に向けた市長の意気込みを尋ねる 公明党福岡市議団 問 文化芸術の振興は市民生活の質の向上に欠かせない。市民が心豊かに文化芸術を楽しみ、活力ある魅力あるまちづくりに貢献できるよう、文化芸術振興に尽力する市長の意気込みを。 答 文化芸術は魅力ある都市づくりや都市の個性を形成する上で重要と考える。令和7年3月の開館に向け拠点文化施設の整備も進めており、今後も市民が文化芸術に触れる機会を増やすとともに文化芸術活動者がより活動しやすい環境づくりを推進していく。 [経済観光] 福岡城跡を活用したMICE振興を 自由民主党福岡市議団 問 MICE振興に取り組むため、福岡城跡を福岡を代表する観光名所と認識してもらうよう、そのさらなる活用が必要と考えるが所見を問う。 答 福岡城跡については、本市の主要な観光スポットであり、城郭の景観形成や環境整備に取り組んできた。今後とも、天守台や石垣をより一層活用したライトアップを行うなど、さらにその魅力が伝わるような取り組みを進めることで、MICE振興にもしっかり活用を図っていく。 [経済] 国際金融機能の誘致に引き続き尽力を 日本維新の会福岡市議団 問 若さとチャレンジ精神にあふれた都市として成長し続けるため、国際金融機能の誘致に引き続き尽力してほしいが、来夏に国が公表する資産運用特区へ立候補するのか、その場合、他都市とどのように闘うのか所見を問う。 答 国際金融都市に向けた取り組みは、3年間で国内外から23社の誘致に成功するなど着実に成果を上げている。資産運用特区についても、誘致促進や金融機能の強化に資する内容であれば指定の獲得を前向きに検討していく。 [農林] ICTを活用し、ため池の管理の負担軽減や安全性向上を 自由民主党福岡市議団 問 ため池の水位を遠隔で監視できるシステムは、防災上、安全上の観点から有効な方法と考えるが、市の考えを尋ねる。また、同システムを設置する計画はあるのか尋ねる。 答 お尋ねのシステムについては、集中豪雨などの際にも、水位や施設の状態などを現地へ行かずに確認できることから、防災危機管理対策として有効と考えており、初期費用や設置箇所、水位の確認システムなどについて検討を行っているところである。 [農林] 給食を通じ、市内産米のすばらしさを子どもたちへ 無所属 問 生産者の急減や後継者不足の問題も深刻化する中、無農薬で化学肥料を減らし栽培した「赤とんぼ米」など、素晴らしい米が市内で生産されていることを子どもたちにも伝えてほしいが所見を問う。 答 学校では、給食で使用する市内産の米や野菜を生きた教材として活用することにより、生まれ育った地域の農産物の生産や流通について学びを深めている。今後もさまざまな機会を捉えて情報発信に努めていく。 社会福祉、保健衛生、住宅、建築、都市計画、公園など [まちづくり] 新天町・パルコ周辺街区の再開発プロジェクトへの支援を 自由民主党福岡市議団 問 天神と大名をつなぐ東西の通路や、地下鉄からきらめき通りをつなぐ南北の地下通路は、広く市民が利用する公共性の高い都市基盤であり、その整備は、市としても一定の負担が必要。国の補助制度なども活用した支援を検討してほしいが所見を。 答 公共性の高い都市基盤の創出にあたっては、これまでも官民が連携し、役割に応じて進めてきたところであり、ご指摘の通路についても、支援のあり方について検討していく。 [福祉] 保育士や介護士の処遇改善を 日本維新の会福岡市議団 問 保育士や介護士の処遇改善は就業や定着に影響するため、市独自の施策である保育士への初任給調整措置費や勤続手当の増額、また、介護分野での同様な加算を行うことはできないのか。 答 保育士の給与は国の処遇改善に加え、初任給調整措置費等市独自の処遇改善に努めている。介護職員については国の処遇改善加算の取得促進や県の貸付制度の周知・活用支援を行っており、今後とも国・県・市の役割分担のもと処遇改善に取り組んでいく。 [福祉] 強度行動障がい者への支援の拡充を 公明党福岡市議団 問 強度行動障がい者への支援は市が率先して取り組むべき課題である。支援拠点施設での支援後、地域移行を円滑に進めるためには、受入事業所への人的支援や改修費用の助成などを行い、地域で安心して暮らせるようにすべきと考えるが所見を問う。 答 地域での受け入れが円滑に進むよう、事業所などで受け入れた後の、継続した人的支援や個々の状況に応じた部屋の改修など、ソフト・ハードの両面から支援について検討していく。 [福祉] 重症心身障がい者も気軽に外出できる環境整備を 福岡市民クラブ 問 重症心身障がい者のニーズを的確に把握し、トイレへのユニバーサルシートの設置やピクトグラムの統一等、ハード面の改善についてスピード感を持って取り組むよう強く求めるが所見を。 答 バリアフリーの推進については、当事者や事業者、学識経験者、行政等で構成する「福岡市バリアフリー推進協議会」を設置し、取り組んでいる。引き続き、当事者のニーズ把握に努め、計画的にハード・ソフト一体的なバリアフリー化を進めていく。 [保健医療] 入院中の病児の付き添い家族に対する支援の充実を 日本維新の会福岡市議団 問 入院中の病児の付き添い家族は身体的、経済的に過酷な状況である。こども病院はもちろんのこと、民間などの病院についても付き添い家族支援の充実を図る策を講じてほしいが所見を問う。 答 付き添い家族への支援については、こども家庭庁と厚生労働省が実態調査を行っている。この結果を踏まえ、国において、付き添い環境の改善に関する施策の検討が行われる見込みであり、その動向を注視していく。 [交通] 姪浜駅と橋本駅間における交通環境の改善を 自由民主党福岡市議団 問 姪浜駅と橋本駅間の公共交通機関のさらなる連携強化を図るため、都市交通基本計画の改定を機に、両駅間の将来を見据えたアクセス強化を検討してほしいが所見を問う。 答 本市は新しい交通マスタープランの策定に取り組んでいるところであり、今後とも多くの市民をはじめ、議会や交通事業者、有識者から意見を聞くとともに、事業の実現性なども踏まえながら、将来の交通のあり方について検討を進めていく。 環境、道路、下水道、河川、消防、水道、地下鉄など [環境] 条例で禁止されている家庭ごみ持ち去り行為の対応強化を 自民党新福岡 問 持ち去り行為の防止に向けたさらなる対応強化について検討する必要がある。市民が一刻も早く安心して生活し、ごみを出せる環境を整えてほしいが、本市の今後の持ち去り行為への対応について所見を問う。 答 パトロールや指導に従わない持ち去り行為者への過料処分などの取り組みを引き続き着実に実施するとともに、その抑止効果の状況なども踏まえながら、さらなる対策の強化についても検討していく。 [道路] 歩道の幅員が狭い郊外部のバス停にもベンチの設置を 無所属 問 バス停へのベンチの設置は、今の基準では歩道の幅員が狭い郊外部では設置が難しい。高齢者や障がい者団体と相談し、ベンチ設置後の残存幅員が1メートルでも設置できるようにすべきと考えるが所見を問う。 答 バス停のベンチについては令和4年度に設置可能なすべてのバス停に設置している。幅員が狭く設置できなかったバス停においても引き続き検討が必要と認識しており、より幅をとらないベンチの検討などを進めている。 総合計画、国際交流、財政、地域コミュニティ、防災など [市政運営] 市長公約について 福岡市民クラブ 問 地域コミュニティや教育行政は全国的な共通課題であり、これらの解決には、従前のような市長会などを通じた横並びの要望ではなく、問題意識を共有した首長同士の連帯により、「地方から声を上げて変えていく」という気概を持って市長自身が行動すべきと考えるが所見を問う。 答 市政に関する課題はさまざまであり、国に対して有効に働きかける手法も異なるため、今後もテーマに応じて最適な手法を選択しながら行っていく。 [市政運営] 新しい「国と地方の役割分担」としての地方分権を 自由民主党福岡市議団 問 地方分権の流れをくみ、新しい「国と地方との役割分担」として、本市は、既成概念にとらわれない新しい行政サービスに挑戦する主導的な役割を果たすべきと考えるが所見を問う。 答 本市はこれまでもさまざまな規制緩和や最先端のテクノロジーを積極的に活用し、社会課題の解決に取り組んできた。今後も社会の変化をしなやかに取り入れ、新たな取り組みに果敢に挑戦し、地方から日本を変えるロールモデルの役割を果たしていく。 [市長] 政治資金パーティーはやめるべき 日本共産党福岡市議団 問 政治と金の問題が今、大きな批判と政治不信を増大させている。福岡市政を金でゆがめるやり方は断じて許されず、事実上の企業団体献金である政治資金パーティーはやめるべきと考えるが所見を問う。 答 市政報告会は、政治資金規正法に基づく適正な政治資金パーティーであり、この収入は、同法で禁止されている企業・団体献金とは全く異なるものである。今後とも法にのっとり、適切に対応していく。 [女性] 困難な問題を抱える女性への支援を 福岡市民クラブ 問 2024年4月に「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」が施行されるが、国の法整備を踏まえ、今後、本市でどのように取り組んでいくのか所見を問う。 答 本市では、これまで各区の家庭児童相談室や男女共同参画推進センター・アミカスなどで必要な支援を実施してきたが、新法の理念や県の計画を踏まえ、すべての女性が生き生きと輝いて暮らせる社会の実現に向け対応を検討していく。 [防災] 個別避難計画の作成にあたり地域へ積極的なサポートを 日本維新の会福岡市議団 問 個別避難計画は、災害時において、高齢者や障がい者への避難支援の実効性を高めるために大変重要である。計画作成にあたり、連携が必要な地域に対する積極的なサポートの必要性について所見を問う。 答 個別避難計画の作成については、福祉事業者との連携を強化するとともに、地域の取り組みに対しても、ニーズに応じたきめ細かな支援を行うなど、災害時に要配慮者が安全に安心して避難できるよう取り組んでいく。 [スポーツ] アビスパ福岡のホームスタジアムについて 自民党新福岡 問 今後のスタジアムについて、単なるスポーツの開催場所ではなく、まちづくりの重要なピースと考え、クラブをはじめ、国や県、競技団体、経済界、市民などと連携し、市の将来に向け夢のある議論が進むことを期待する。整備後約30年が経過する中、現在のスタジアムの課題はあるか。 答 今後も適正に維持管理し、計画的な改修を行っていくことや、時代に合わせたさまざまなニーズに柔軟に対応していくことが課題と考える。 [市民] 自衛隊への本人の同意なき名簿提供はやめるべき 無所属 問 自衛隊への名簿提供については関係法令に規定はなく、その確認もせず名簿提供を可能と判断し、本人の権利利益を不当に侵害している。本人の同意なき名簿提供の撤回を強く求める。 答 自衛官等募集事務は法定受託事務として可能な範囲で協力する必要があり、個人情報保護法に基づき実施している。名簿提供にあたっては提供を望まない人を除外し、自衛隊と個人情報の取り扱いに関する協定を締結するなど管理を徹底し実施していく。 このほかの主な質問 ●燃料費・物価等の急激な高騰が修学旅行費に与える影響について ●長期療養の小中高生への教育支援について ●博多湾の漁場環境の改善について ●今後の観光施策について ●愛され続ける植物園の発展について ●中高年シングル女性の支援について ●人権の尊重とあらゆる差別の解消にむけて ふくおか市議会だより160号 4面 常任委員会の動き (10月6日から12月19日) 総務財政委員会 「福岡市立今宿野外活動センターに係る指定管理者の指定について」など6件の議案審査 教育こども委員会 「令和5年度福岡市一般会計補正予算案(第4号)」など2件の議案審査、「全ての子どもが健やかに育つために公的保育の抜本的改善を求めることについて」の請願審査 経済振興委員会 「令和5年度福岡市一般会計補正予算案(第4号)」など16件の議案審査 福祉都市委員会 「福岡市保健所及び保健センター条例案」など25件の議案審査、「第9期福岡市介護保険事業計画(原案)について」の所管事務調査など 生活環境委員会 「博多駅筑紫口自転車駐車場に係る指定管理者の指定について」など12件の議案審査 特別委員会の動き (10月6日から12月19日) 交通対策特別委員会 〇高速鉄道3号線沿線のまちづくりに関する調査 ・3号線沿線のまちづくりについて 〇都心部(副都心およびウォーターフロント地区を含む)における道路交通の円滑化に関する調査 ・交通混雑対策について 少子・高齢化対策特別委員会 〇高齢化対策に関する調査 ・第9期介護保険事業計画(案)について ※常任委員会・特別委員会での審査・調査の詳細については、毎月発行の議会月報に掲載しています。議会月報は総合図書館、各区の図書館、情報プラザ(市役所1階)などで閲覧できます。また、市議会ホームページの「会議録」にも掲載しています。(議会月報やホームページへの掲載には、3カ月程度を要します。) ※常任委員会・特別委員会は傍聴することができます。(人数には限りがあります。) 問い合わせ先 議会事務局議事課(市役所議会棟8階) 電話 711‒4746  FAX 733‒5869 決議  議会の意思を表明するため、本定例会で1件の決議案を可決しました。要旨は次の通りです。 ●ガザ地区における人道的休戦を求める決議〈全員賛成〉  イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの大規模衝突により、ガザ地区において重大な人道危機が続いている。国際社会に懸念と批判が広がる中、我が国は、日本国憲法前文の趣旨に照らし、これら危機的な状況の改善に向け、率先して行動することが期待される。よって、政府に対し、ガザ地区における即時かつ持続的な人道的休戦、人質の即時解放、人道支援物資の供給などに向けて最善の外交努力を行うよう求めるもの。 議員に総務大臣感謝状  議員在職35年にわたり地方自治の発展に尽くした功績により、令和5年10月16日、川口浩(かわぐち ひろし)議員に総務大臣から感謝状が贈られました。その栄誉をたたえ、定例会の初日に議会から表彰状を贈りました。 会派代表者の交代  12月18日付で福岡市民クラブの代表に池田良子(いけだ よしこ)議員が就任しました。 九響による議場コンサートを開催します  多くの市民の皆さまに議場に来ていただき、議会を身近に感じてもらうため、九州交響楽団メンバーによる弦楽五重奏コンサートを開催します。コンサート終了後、引き続き議会を傍聴ください。 日時  令和6年2月26日(月曜日) 9時から受付  議場コンサート 9時30分から9時50分  本会議 10時から11時頃 場所  福岡市役所議会棟15階 議場(傍聴席) 定員等  136人(要事前申込・先着順)参加無料 申込方法  ホームページ掲載の応募フォーム、電話、またはファクスに必要事項(①氏名②ふりがな③住所④電話番号)を記載のうえお申し込みください。  詳細は市議会ホームページに掲載しています。 問い合わせ先 議会事務局調査法制課 電話 711‒4749  FAX 733‒5869 高校生が議会広報ポスターをデザイン  市議会では、市民の皆さまに議会について関心を持ってもらうため、令和2年度から高校生に議会広報ポスターをデザインしてもらっています。  ポスターは市役所庁舎内や各区役所・出張所・地下鉄駅構内に掲示するほか、公民館などにも配布しています。  制作された福岡市立博多工業高等学校の生徒の皆さんの感想 ・区ごとに選ばれた議員が意見を出し合い、協力して福岡市を育てていく様子を表現しました ・個性豊かな人々が集まり、互いに尊重し合う思いやりあふれる市をイメージしました ・たくさんの人の意見を反映する市議会に興味を持ってほしいです ルヴァンカップ優勝おめでとう  アビスパ福岡は、11月4日に東京・国立競技場で行われたサッカーJリーグのYBCルヴァンカップ決勝戦で、浦和レッズを2対1で破り優勝しました。 ふくおか市議会だより次号は、5月1日発行予定です。 第12回アートを楽しもう! 「Benefits of walking」 イフクカズヒコ作 大博通り西側歩道 博多駅前2丁目1付近(博多区) 福岡市はFitness Cityプロジェクトの取り組みとして、アート作品を歩道上に展示することで、歩いて楽しい空間を演出しています。 市議会ホームページに会議日程や議案、会議結果、議会中継(ライブ・録画)などを掲載しています。 次の議会は2月19日開会予定です。詳しい日程は、市議会ホームページやエックス(旧ツイッター)、市役所・区役所・出張所・地下鉄駅構内などのポスターでお知らせします。