ふくおか市議会だより143号 令和2年(2020年)8月15日 発行/福岡市議会 編集/議会事務局調査法制課 〒810-8620 福岡市中央区天神一丁目8番1号 電話 711-4749 FAX 733-5869 メールアドレス chosa.CCS@city.fukuoka.lg.jp ホームページアドレス https://gikai.city.fukuoka.lg.jp/ 議会中継アドレス https://smart.discussvision.net/smart/tenant/fukuoka/WebView/rd/council_1.html 1面 目次 ◆定例会のあらましなど…1面 ◆一般質問…2面 ◆常任委員会の動きなど…4面 令和2年第4回福岡市議会(6月定例会) 6月15日から6月23日 ●福岡市拠点文化施設条例案を可決 ●新型コロナウイルス感染症対策のための一般会計補正予算案を可決  定例会のあらまし  令和2年第4回福岡市議会(6月定例会)が6月15日から6月23日まで開かれました。  この定例会では、市長から提出された議案20件が審議され、全て原案通り可決・承認・同意されました。  このほか、議員提出の「医療機関への更なる経営支援を求める意見書案」も可決されました。  主な議案の内容は次の通りです。 ●新型コロナウイルス感染症対策のための一般会計補正予算(議案第128号)  補正の総額は、60億603万1千円(増額)です。主な内容は、新型コロナウイルス感染症対策として、ひとり親世帯への臨時特別給付金の支給や学習支援のための学習指導員の派遣などを行うものです。〈全員賛成〉 ●拠点文化施設の設置(議案第130号)  舞台芸術の公演や市民の文化芸術活動等の場を提供することで、文化芸術の振興と交流の促進を図るため、大ホール、中ホール、文化活動・交流ホール等のある拠点文化施設を中央区天神五丁目に設置するものです。(令和6年3月供用開始予定)〈賛成多数〉 ●拠点文化施設整備および須崎公園再整備事業に係る契約の締結 (議案第136号) ●拠点文化施設等に係る指定管理者の指定(議案第135号)  拠点文化施設および須崎公園の整備と維持管理・運営をPFI事業で行うに当たり、契約を締結するとともに、施設等の管理を行わせる指定管理者を指定するものです。〈賛成多数〉 ●福岡市介護保険条例の一部改正(議案第131号)  新型コロナウイルス感染症の影響により主たる生計維持者の収入の減少が見込まれる者等に対する介護保険料の減免について、所要の改正を行うものです。〈全員賛成〉  上記の議案のうち、議案第130号に対して日本共産党福岡市議団および緑と市民ネットワークの会から、議案第135号・第136号に対して日本共産党福岡市議団、緑と市民ネットワークの会および無所属議員1人からそれぞれ反対討論が行われました。 定例会の日程 6月15日 本会議 ●議案(提案理由説明・質疑・常任委員会付託) 6月16日から18日 本会議 ●一般質問 6月19日・22日 常任委員会 ●議案審査等 6月23日 本会議 ●議案(常任委員会委員長報告・討論・採決) ●意見書案の採決 2面・3面 一般質問  6月16日、17日、18日の3日間にわたって一般質問が行われました。一般質問とは市政全般について市当局の考えなどを聞くもので、26人の議員が質問を行いました。主な内容は次の通りです。 特別定額給付金の支給遅れはずさんな委託契約が原因では 日本共産党福岡市議団 問 10万円の特別定額給付金は、6月半ばの現在でもいまだ大半の世帯に届いていない。仕様書に給付期限も示さないまま、ずさんな委託契約を結んだことが異常な遅れを生み出している根源ではないか、所見を問う。 答 特別定額給付金事業については、業務委託契約に基づき、本市と委託事業者間で、適宜協議、調整を行いながら適切に事業の進捗を図っており、概ね予定通りのスケジュール管理ができているものと考えている。 新しい生活様式を踏まえた市役所の新しい働き方を 自由民主党福岡市議団 問 市役所もオンライン会議などグローバルな対応も必要だが、フェーストゥフェースが大事な仕事でもある。そこで、新しい生活様式を踏まえた新しい働き方に対する市長の所見を問う。 答 新型コロナウイルス感染症の拡大を防止する観点から、新しい働き方の実践が求められている。本市においては、オンライン会議などICTの活用をこれまで以上に推進するとともに、テレワークなどの多様な働き方について検討していく。 自衛隊への名簿提供に当たり十分な説明や周知をすべき 緑と市民ネットワークの会 問 自衛隊への名簿提供に当たり、市は対象者に権利利益を侵害する恐れがないことを説明する責任がある。個人情報保護審議会の答申を踏まえて、十分な説明、周知をしたと考えているのか。 答 自己の情報を提供してほしくない対象者について、提供する情報からの除外申請を受け付けるとともに、個人情報の適正な管理の徹底について自衛隊と協定を締結しており、個人の権利利益の侵害に当たることはない。 幼稚園の送迎用駐車場の課税の見直しを 自由民主党福岡市議団 問 幼稚園の園児の安全のために確保された園地から離れた送迎用駐車場への固定資産税などの課税について、保育所と取り扱いに差があるため、これまでの方針を見直してほしいが所見を問う。 答 幼稚園においても、市内全園で預かり保育を実施するなど、幼稚園と保育所の垣根は低くなっている。このような状況などを踏まえ、幼稚園の送迎用駐車場への課税については、取り扱いの見直しの検討を行っていく。 自治会・町内会の位置付けを明確化した条例の制定を 福岡市民クラブ 問 本市はさまざまな場面で市民との共働を理念として挙げているが、他都市では条例として明文化しているところもある。自治会・町内会の位置付けを明確化した条例を制定すべきと考えるが所見を問う。 答 自治会・町内会は最も身近な自治の基礎となる組織であり、重要な役割を担っている。本年度から外部検討委員会を設置し、条例なども含め、自治会・町内会の位置付けの明確化や新たな支援策について検討していく。 災害時の避難所における感染症対策を 公明党福岡市議団 問 梅雨の時期と台風のシーズンを控え、いつもとは違う避難所運営が求められている。新型コロナウイルス感染症対策が大切と考えるが、本市ではどのような対策をとるのか。 答 具体的な対応としては、公民館に加え、学校施設なども早期に開設するなど、より多くの避難所を確保するとともに、避難所においては、避難者間のスペースを十分に確保し、こまめな換気を行うなど、避難所における感染症対策に取り組んでいく。 指定管理施設の従業員の雇用を維持すべき 緑と市民ネットワークの会 問 本市の指定管理施設において、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入減で苦しむ人や、やむなく退職する事例が起こっている。今後、協定締結時の内容を見直し、モニタリング時に評価していくべきだが所見を。 答 従業員の雇用の維持は重要であり、労働条件も法令に基づき適切に取り扱われるように取り組んできた。今後とも、効果的なモニタリングの実施などにより、指定管理施設の安定的な管理運営などに努めていく。 学校のエレベーターや肢体不自由特別支援学級の増設を 福岡市民クラブ 問 障がいがあっても、希望する場合は居住する地域校区へ就学ができるように必要な環境整備などを進めることは重要である。今後の学校へのエレベーター設置と肢体不自由特別支援学級の増設に向けた方針を尋ねる。 答 エレベーターの設置は、肢体不自由のある児童生徒が入学・転入する場合などに検討している。肢体不自由特別支援学級の増設は、専門的な指導を必要とする児童生徒の増減および居住地等の実態を踏まえ検討していく。 民間アプリを活用した妊娠・出産・育児の支援を 公明党福岡市議団 問 新型コロナウイルス感染拡大の影響によりハイリスクとなる妊産婦への支援や、不妊で悩んでいる人への支援について、民間アプリを活用してはどうかと考えるが所見を問う。 答 保健師等による電話相談や家庭訪問を引き続き実施するとともに、乳幼児健診の再開などにより妊産婦の不安の軽減を図っていく。また、民間アプリとの連携など、妊娠・出産・育児に役立つ情報を届ける、より効果的な手法を検討していく。 休校後の学校の対応について保護者や地域へ情報提供を 自民党新福岡 問 児童生徒等に新型コロナウイルスへの感染が確認された場合、休校となる期間などが示されておらず、保護者や地域は不安に思うのではないか。休校後どのような対応を取るか、あらかじめ知らせておくべきと考えるが所見を問う。 答 休校後の学校の対応については、保護者や地域に対しても適切に情報を提供するとともに、再開までの期間について、今後、目安となる期間を示せるように検討していく。 柔軟な教育課程を編成し授業の詰め込みは見直すべき 日本共産党福岡市議団 問 新型コロナウイルス感染症の影響で長期の休校となったが、児童生徒の負担が過重とならないように、教育課程を1年で終わらせようとする姿勢は改め、5教科だけを詰め込むことは見直すべきではないか。 答 本市では授業時間の短縮などを行い、可能な限り本年度の学習内容を年度内に終えられるように目指していく。また、基礎学力につながる教科を優先しているが、それ以外の教科も可能な限り授業時数を確保していく。 全ての小学校において歯磨き指導を実施すべき 自由民主党福岡市議団 問 高齢になっても歯と口腔の健康が守られるように、子どものころから口腔内の健康、歯の大切さを認識してもらうことが重要である。今後、全小学校において歯磨き指導を実施すべきと考えるが所見を問う。 答 児童生徒が生涯を通じて健康で豊かに過ごすためには、歯や口の健康は極めて重要である。引き続き、学校歯科医会などと十分に協議しながら、歯磨き指導の充実と実施校の拡大に取り組んでいく。 出産前後子育て支援事業の市民への周知を 自由民主党福岡市議団 問 出産前後は精神的にも非常に不安定になりやすい時期である。産婦人科と小児科の医療機関で行われている「出産前後子育て支援事業(ペリネイタルビジット)」(出産前後に産婦人科医が、妊産婦に小児科医を紹介し、妊産婦が小児科医を訪ねていろいろな相談をしたり、小児科医から子育てのアドバイスなどを受けたりするもの。)を市民にしっかり周知すべきと考えるが所見を問う。 答 本市では、以前から、母子健康手帳の中で同事業を紹介するなど、周知に協力している。今後、市のホームページから同事業を紹介するホームページにリンクするなど、さらに市民への周知を図っていく。 認可保育所公募における選定の透明化を 無所属 問 認可保育所の公募において選定の透明化が不十分と考える。もう少し、点数や評価項目を公表すべきである。しっかりと選定の過程や理由を公表するなど工夫をすべきと考えるが所見を問う。 答 事業者の選定に当たっては地域ごとに評価を行っているが、市民や地域・事業者に正しく理解してもらうことは重要であると考えており、今後も保育の質の向上に向けて、選定結果の公表の在り方は、より一層工夫したい。 子どもたちが安心して学校生活を送るための取り組みを 無所属 問 新型コロナウイルス感染の予防に取り組みながら、子どもたちが心身ともに安心して学校生活を送るためにどのように取り組み、どのように学習を提供していくのか、本市の方向性を問う。 答 新しい生活様式が求められる状況に適応し、子どもの安全と学びの保障を両立させた学校づくりを進めていく。オンライン学習のような新たな学びを通して、「やさしさとたくましさをもち、ともに学び未来を創り出す子ども」の育成に努めていく。 社会的養護を担う里親家庭へのサポート体制の充実を 無所属 問 本市では里親委託率の引き上げを目標としているが、最も大切なのは、行政と里親家庭が連携して、児童の成育を支えていくための環境を充実させることである。これまでの里親家庭への支援体制と取り組みを尋ねる。 答 専門的な知識や経験を有する、えがお館の里親対応専門員が、里親からの相談や悩みなどに対応している。また、里親サロンや研修会の開催、里親の休息を保障するレスパイト事業などを実施している。 女性の新規就農者に対する支援を 福岡市民クラブ 問 女性の視点やアイデアを生かした農業を推進するために、女性の新規就農者や経営者を増やす施策に力を入れるべきである。農業にチャレンジしようとする女性をさまざまな角度から応援してほしいが所見を問う。 答 本市の農業従事者の約半数が女性で、農業の担い手として重要な役割を果たしており、6次産業化の担い手としても大きく期待されている。今後さらに女性の新規就農が促進されるようにニーズに応じた支援に努める。 箱崎地区の元寇防塁等の保存・活用を 無所属 問 史跡や出土品の活用・開示が不十分だ。今津の蒙古塚も一人では怖くて近づき難い。史跡等を整備、演出してこれらの宝をもっと開示すべき。九大箱崎の跡地内の元寇防塁を生かすべくもっと取り組むべきだが所見を。 答 九大箱崎キャンパス跡地内でこれまでに発見された石積み遺構は、令和2年3月に元寇防塁として国史跡の指定を受けている。当該地の防塁の活用については、保存と活用のバランスを考慮しながら検討していく。 コロナ危機打開への決意を 福岡令和会 問 新型コロナウイルスへの対応の経験を踏まえた危機管理の在り方など、今後のコロナ危機打開に向けた市長の決意と、最新鋭のPCR検査技術を導入し、PRするなど、本市の経済活性化に向けた市長の所信を尋ねる。 答 感染症の拡大を防止しつつ、地域経済の活性化に取り組んでいくために、国の動向を的確に把握するとともに、今回の経験を生かしながら、市民生活と地域経済を守るため、その役割をしっかりと果たしていく。 成年後見利用支援制度の対象拡大を 公明党福岡市議団 問 成年後見利用支援制度は、本市では市長申し立てに限っており、費用助成を受けられる人が少なく、支援対象の拡大等を求める声を聞く。無報酬案件で受任者が見つからない事態を回避するため、制度の対象拡大を行うべきだが所見を問う。 答 成年後見のニーズが高まる中で、利用支援制度の対象拡大については重要な課題と認識しており、今後、中核機関設置に向けての関係団体との協議などを踏まえて検討していく。 就業する重度障がい者への自立支援のため事業実施を 福岡令和会 問 国が新たに創設し市町村が事業化を判断する「雇用施策との連携による重度障害者等就労支援特別事業」(企業が国の助成金を活用し、通勤支援や職場等における支援を実施してもなお不足する部分について、市町村の判断で重度訪問介護や同行援護等と同等のサービスを提供するもの。)について、全ての人が公平にその人らしく生きていくためにも、確実に事業化してほしいが所見を問う。 答 常時介護が必要な重度障がい者の働きたいという気持ちに寄り添い、就労機会の拡大を図ることは重要と認識している。国が新たに創設した同事業については、今後国が発出する通知などを確認しながら検討していく。 障がい者グループホーム設置補助金の要綱の見直しを 福岡令和会 問 本市の障がい者グループホーム設置補助金は、交付要綱に、開設後2カ月以内に利用定員の2分の1以上の利用者の契約がない場合は補助を取り消すとの条文がある。この補助金の要綱は修正が必要と考えるが所見を。 答 障がい者グループホームの設置に係る補助金の交付に当たっては、今後、入居率の推移や体験利用などの入居契約に至るまでの手続きの実態等を踏まえ、より現状に即した制度となるように検討していく。 市の全ての郵送物に音声コードの印刷を 公明党福岡市議団 問 音声コード(紙媒体に掲載された印刷情報をデジタル情報に変えるための二次元のバーコード。このコードによって音声化することができる。)は、視覚障がい者に情報を適切に伝えるために有効である。今回の特別定額給付金の申請書に初めて音声コードが印刷された。今後は市の全ての郵送物に音声コードを印刷すべきと考えるが所見を問う。 答 本市の全所属に対して、市民向けのチラシや各種行政計画などを作成する際には、音声コードを掲載するように依頼した。今後とも、視覚障がい者に寄り添った支援として、音声コードの普及・啓発に努めていく。 まちの活性化につながる空き家の利活用を 福岡市民クラブ 問 関係局が連携し、空き家の利活用事例が増えることによって、まちの活性化につながることが期待される。放置空き家の是正に取り組む住宅都市局が要となって検討してほしいが、所見を問う。 答 住宅市場に流通していない空き家は、新たに創設した空き家バンク(空き家を売りたい・貸したい人から市に提供された物件情報を、空き家を買いたい・借りたい人に紹介する制度。)において所有者と利用希望者のマッチングを進めていく。空き家バンクの運用に当たっては関係機関と連携し、空き家の有効活用に取り組んでいく。 新型コロナウイルス感染症対策のため医師会との連携を 自由民主党福岡市議団 問 新型コロナウイルス感染症が再び拡大した際に市民の命や健康を守っていくためには、医師会を中心とした地域の医療機関が果たす役割は非常に大きいと考える。今後の第2波、第3波への対応について医師会とどのように連携していくのか。 答 地域外来・検査センターの運営、新たな制度や症例等の情報共有を引き続き行うとともに、かかりつけ医の診療体制づくりなど、福岡市医師会との一層の連携を図っていく。 水道料金の支払いが困難な人に寄り添った対応を 自民党新福岡 問 緊急事態宣言の際、外出自粛により、家庭での水道使用量が増えている中、新型コロナウイルス感染症の影響により水道料金の支払いが困難な人に対してどのような対応をしているのか。 答 同感染症の影響により水道料金の支払いが困難なお客さまを対象に、支払期限の延長を行っている。相談がなく、料金の支払いがない状況となった場合でも給水を継続しており、今後もお客さまに寄り添った丁寧な対応に努めていく。 このほかの主な質問 ●交通事故・犯罪状況及び防犯施策の推進について ●スーパーシティについて ●自衛隊への青年の名簿提供問題について ●中体連・中文連中止の代替措置について ●新型コロナウイルス感染症における支援策について ●感染症対策にかかる保健所体制の強化について ●高齢者施設における非常用自家発電設備について 4面 意見書  市議会は、国会や関係省庁などへ市民生活に関係のある問題について意見や要望を伝えるため、意見書を提出することができます。本定例会では1件の意見書案が可決されました。  要旨は次の通りです。全文は市議会ホームページの「会議結果」からご覧いただけます。 ●医療機関へのさらなる経営支援を<全員賛成>  新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受けて、多くの医療機関の経営状態が悪化しています。国は新型コロナウイルス感染症の対策に係る令和2年度第2次補正予算において、医療従事者への慰労金を盛り込んだものの、医療機関の経営そのものへの支援については資金繰り支援の拡充にとどまっています。  よって、国が新型コロナウイルス感染症患者を受け入れる病院をはじめ、地域医療を担う診療所・病院等の経営を支援する給付制度を創設するとともに、基礎疾患を抱える患者に対する適切な受診勧奨に取り組むように要請するものです。 全国市議会議長会表彰  永年にわたり市政の発展に尽くした功績により、全国市議会議長会で次の議員が表彰され、6月15日の本会議において表彰状が伝達されました。  また、市長から感謝状が贈られました。 議員在職40年特別表彰 高山 博光(たかやま ひろみつ) 議員在職25年特別表彰 おばた 久弥(おばた ひさや) 南原  茂(なんばら しげる)  森  英鷹(もり ひでたか) 常任委員会の動き (5月21日から6月23日) 総務財政委員会 総合計画、国際交流、財政、地域コミュニティ、防災など 「令和2年度福岡市一般会計補正予算案(第4号)」ほか1件の議案審査 教育こども委員会 子ども育成、教育など 「小学校校舎の取得について」ほか2件の議案審査 経済振興委員会 商工業、観光、文化、農林水産業、港の整備など 「福岡市拠点文化施設条例案」ほか4件の議案審査など 福祉都市委員会 社会福祉、保健衛生、住宅、建築、都市計画、公園など 「福岡市地区計画及び集落地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案」ほか8件の議案審査など 生活環境委員会 環境・ごみ・リサイクル、道路、下水道、河川、消防、水道、地下鉄など 「はしご付消防ポンプ自動車の取得について」ほか2件の議案審査など 特別委員会の動き (5月21日から6月23日) 議会改革調査特別委員会 議会基本条例に関する調査 議会改革に関する調査 ・議場のⅠCT化について ・育児・介護を理由とした会議欠席等について ※常任委員会・特別委員会での審査状況の詳細については、毎月発行の議会月報に掲載しています。議会月報は総合図書館、各区の図書館、情報プラザ(市役所1階)などで閲覧できます。また、市議会ホームページの「会議録」にも掲載しています。(ホームページへの掲載には、約3カ月を要します。) ※常任委員会・特別委員会は傍聴することができます。(人数には限りがあります。) 問い合わせ先 議会事務局議事課(市役所議会棟8階) 電話711‒4746  FAX733‒5869 元議員、古賀輝昭氏(85歳)が6月14日に逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。 もっと知りたい 議会のこと 定例会の流れ  福岡市議会は2月または3月、6月、9月、12月の年4回、定例会を開催しています。  今回の6月定例会の日程を例に、定例会の主な場面をご紹介します。 6月15日 開会  議長が開会を宣告して本会議がスタート。  会議録署名議員の指名、諸報告の後、会期を決定します。 議案の説明と質疑  市長からそれぞれの議案を提出した理由の説明を受け、疑問点などについて議員が質問します。 議案を常任委員会に付託  提出された議案は、所管する常任委員会に付託されます。 6月16日から6月18日 市政について一般質問  市政について、議員が日頃の活動を通じて課題と感じていることなどを質問します。 6月19日・6月22日 常任委員会で審査  五つの常任委員会が開かれ、議案などについて、市の執行部に質問します。  具体的に審査した後、委員会としての意見をまとめます。 6月23日 委員長報告・討論・採決 閉会  常任委員会での審査結果を各委員長が報告します。  議会として議案の賛否などを決定するため賛成・反対の立場でそれぞれ討論を行った後、最後に採決を行い閉会します。 ふくおか市議会だより次号は、11月15日発行予定です。 福岡市植物園の「サガリバナ」 ※夜から咲き始めて翌日の朝には落ちてしまうため、夜の動植物園でしか見ることのできない花です。  夜の動植物園は、8月の毎週土曜日と9月の1・2週目の土曜日に開催され、開園時間が午後9時まで延長となります。 市議会ホームページから会議日程や議案、会議結果、議会中継(ライブ・録画)などがご覧いただけます。 次の議会(定例会)は9月の予定です。日程は市役所・区役所・出張所・地下鉄駅構内のポスター、市議会ホームページやTwitter(ツイッター)に掲載します。