ふくおか市議会だより139号 令和元年(2019年)11月1日 発行/福岡市議会 編集/議会事務局調査法制課 〒810-8620 福岡市中央区天神一丁目8番1号 電話 711-4749 FAX 733-5869 メールアドレス chosa.CCS@city.fukuoka.lg.jp ホームページアドレス https://gikai.city.fukuoka.lg.jp/ 議会中継アドレス https://smart.discussvision.net/smart/tenant/fukuoka/WebView/rd/council_1.html 1面 目次 ◆定例会のあらまし、花を見に行こう!…1面 ◆一般質問…2面 ◆常任委員会の動きなど…4面 令和元年第4回福岡市議会(9月定例会) 9月12日から9月24日 ●西鉄天神大牟田線連続立体交差事業の増額を含む補正予算案を可決 定例会のあらまし  令和元年第4回福岡市議会(9月定例会)が9月12日から9月24日まで開かれました。  この定例会では、市長から提出された議案55件のうち決算関係議案を除く31件が審議され、全て原案通り可決されました。  なお、平成30年度決算関係議案24件については、9月12日に設置された決算特別委員会に付託されました。  このほか、「高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書案」、「天皇陛下御即位に当たっての賀詞に関する決議案」など議員提出議案3件が可決されました。  主な議案の内容は次の通りです。   ●西鉄天神大牟田線連続立体交差事業の増額等のための一般会計補正予算(議案第63号)  国の内示等に伴い変更となる雑餉隈駅付近における西鉄天神大牟田線連続立体交差事業や住宅市街地総合整備事業等の公共事業の増額など104億5332万1千円の増額補正を行うものです。〈賛成多数〉 ●コンベンション施設の新設等(議案第80号)  コンベンションのさらなる振興を図るため、コンベンション施設を新設するとともに、消費税法および地方税法の一部改正等に伴い、既存施設の利用料金の額を改めるものです。(第1駐車場は令和2年5月供用開始予定、マリンメッセ福岡B館は令和3年4月供用開始予定)〈賛成多数〉 ●城南区内設置の市営住宅に係る指定管理者の指定(議案第87号)  城南区内設置の市営住宅について、施設の管理を行わせる指定管理者を指定するものです。〈賛成多数〉 ●美術品の取得(議案第91号)  福岡市美術館に所蔵するためインカ・ショニバレCBE作の彫刻を取得するものです。〈全員賛成〉  上記の議案のうち、議案第63号・第80号・第87号に対して日本共産党福岡市議団および緑と市民ネットワークの会からそれぞれ反対討論が行われました。 定例会の日程 9月12日 本会議 ●議案(提案理由説明・質疑・常任委員会付託・決算特別委員会設置・付託) 9月13日・17日・18日 本会議 ●一般質問 9月19日・20日 常任委員会 ●議案審査等 9月24日 本会議 ●議案(常任委員会委員長報告・討論・採決) ●意見書案・決議案の採決 2面・3面 一般質問  9月13日、17日、18日の3日間にわたって一般質問が行われました。一般質問とは市政全般について市当局の考えなどを聞くもので、26人の議員が質問を行いました。主な内容は次の通りです。 負担の重い国民健康保険料の引き下げを 日本共産党福岡市議団 問 国民健康保険料について、一般会計からの法定外繰入を大幅に増やし保険料の引き下げを図るとともに、均等割は国に廃止を求め、少なくとも子どもの均等割は市独自で補填を行い負担軽減を図るべきだが所見を問う。 答 市税を財源とする法定外繰入を増額して保険料を引き下げることは、国保加入者以外の市民との負担の公平性に欠けると考える。国に対して、医療保険制度の一本化等の抜本的改革や、子どもの均等割保険料を軽減する支援制度の創設など要望していく。 九州大学箱崎キャンパス跡地は未来に誇れるまちづくりを 自民党新福岡 問 九州大学箱崎キャンパス跡地利用に当たり、これまでの歴史を踏まえ、周辺地域と一体的に発展しながら100年後の未来に誇れるまちとなるように、本市のまちづくりに取り組む市長の決意を問う。 答 今後、持続可能な社会の実現には、先端技術なども積極的に活用していくことが大切である。先進的なまちづくり「Fukuoka Smart East」の実現に向けて、関係者と連携し、未来に誇れるまちづくりに取り組んでいく。 成年後見制度を利用しやすい環境づくりを 自由民主党福岡市議団 問 成年後見制度を利用しやすい環境を整えていくための成年後見センターの設置や、成年後見人の不足が予想される中、市民後見人の養成などが必要と考えるが所見を問う。 答 超高齢社会の進展に伴い、成年後見を必要とする人が増加すると見込まれる。現在、県弁護士会などで構成する実務者会議において、制度の利用促進の在り方について検討を重ねており、国の成年後見制度利用促進基本計画も踏まえ、しっかりと取り組みを進めていく。 高齢者を対象とした運動機会の拡充に向けた取り組みを 福岡市民クラブ 問 身近な場所での個人ニーズに沿った運動機会の提供が介護予防につながり、介護や医療の費用の軽減につながっていると聞く。これからも高齢者を対象とした運動機会の拡充に向けて取り組んでほしいが所見を問う。 答 人生100年時代の到来を見据え、誰もが健康で自分らしく暮らすことができる持続可能なまちを目指す「福岡100」を推進している。今後とも、地域団体等と連携し、身近な地域における健康づくりや介護予防に取り組みやすい環境づくりを進める。 重度障がい者のグループホームの整備を 福岡令和会 問 重度対応型グループホームは、通常の国の報酬単価で運営可能なグループホームとは別の支援制度があることで運営ができる。次期保健福祉総合計画では、本市独自の支援策を盛り込む必要があると考えるが所見を問う。 答 令和3年度を初年度とする次期保健福祉総合計画の策定に着手したところであり、保健福祉審議会や障がい当事者の意見を聞きながら、障がいの重度化に対応したグループホームの設置促進の在り方について、計画に反映するように検討していく。 子どもや若い世代に向けた健康増進の取り組みを 福岡市民クラブ 問 本市の健康増進施策は、高齢者中心の事業展開になっている。健康への無関心層も含め市民の健康増進を推進していくためには、子どもや若い世代と関わる局で連携した取り組みが必要と考えるが所見を問う。 答 保健福祉分野のみならず、住まいや地域づくり、働き方などのさまざまな分野と連携することにより、世代を問わず「自然に市民が健康になれるまちづくり」を進めており、引き続き全庁を挙げて一体的な施策の推進に取り組んでいく。 交通用福祉ICカードの利便性の向上を 自由民主党福岡市議団 問 交通用福祉ICカードについて、地下鉄から離れた地域の高齢者にはバスを利用しやすいようにニモカにチャージした方がよいのではないか。はやかけん以外の交通系ICカードを選択できるようにならないか。 答 交通用福祉ICカードは特別な仕様で開発しており、他の交通系ICカードを選択できるようにするためには、各事業者において、新たに電子マネー機能を外したカードを開発する必要がある。その場合、技術面等さまざまな課題があり難しいと考える。 九大六本松の跡地処分でUR都市機構はもうけ過ぎだ 無所属 問 九大六本松の跡地では、URは九大から坪単価約50万円の約99億円で購入した土地について、約3分の1を約117億円でJRに売却した。残りの約3分の2を路線価で売却したと推計すると、合計約208億円の売却と推計するが、もうけ過ぎではないか。 答 UR都市機構が既存校舎の解体、土壌の汚染対策や道路、公園等の基盤整備などを行った後に、同機構の規定に基づき、適正な手続きを行い売却されたものと認識している。 夏季イベント開催時の熱中症対策の推進を 福岡令和会 問 今年は本市主催イベントにおいて熱中症患者が発生したが、来年以降は明確な開催検討ステップのもと、熱中症患者を1人も出さず、また、市民向けにも基準を公開し、行政機関として民間イベント主催者に範を示すべきだが所見を問う。 答 来年の夏季イベント等に備え、開催検討ステップを示したリーフレット等を作成し、本市主催イベントのみならず、民間主催イベントへも周知を図るなど、市民の生命・健康を守るという強い使命感を持って取り組む。 安心して暮らせるように放火対策を 公明党福岡市議団 問 放火がなくなり、火災が少ない安心して暮らせる福岡市をつくるためにも、消防や行政とともに事業所や地域住民の協力も大変重要である。今後どのような放火対策を行い、火災そのものの件数を減らしていくのか決意を。 答 放火は悪質な犯罪行為であり、いったん発生すると地域住民に大きな不安を与えるもので断じて許されない。今後とも放火されにくい環境づくりの啓発を推進するとともに、消防局をはじめとする関係機関が連携・協力して放火防止対策に取り組む。 都市高速道路の利便性向上を 福岡令和会 問 大きく変貌する本市の成長を支える都市高速道路の機能強化を図るためにも、短中期的な視点に立って急ぎ抜本的な対策を行う必要がある。福岡北九州高速道路公社との関係性を踏まえて、どのように対応していくのか。 答 渋滞緩和や利便性向上などの課題は、今後、関係者間で認識の共有を図っていく。また、同公社に対して、必要な対策の実現可能性の調査等に着手するように働きかけを行う。その結果を踏まえ、関係機関と事業化に向けた検討を図っていくこととなる。 オレンジ通りは交通安全対策を踏まえた整備を 緑と市民ネットワークの会 問 早良区のオレンジ通りにクランクが整備された経緯や、交通安全対策を踏まえた同通りの先進的な取り組みを否定する区の認識について所見を問う。 答 同通りは、昭和60〜61年度に車両の速度抑制の観点からクランクを取り入れ整備した。改良事業では福祉のまちづくり条例の整備基準で定める歩道幅員を確保しつつ、速度の抑制を見込める車道幅員で計画するなど検討を進めている。今後は、地域との合意形成にこれまで以上に意思疎通を図りながら進めていく。 質の高い市民サービスのため人材育成の充実を 緑と市民ネットワークの会 問 人口増や高齢化、多様性も高まる状況の中、職員の負担は増していると推測する。この状況の中、職員がしっかりと職務を遂行していくためには研修内容を濃くする必要があると考えるが、研修の目標について尋ねる。 答 研修の目標については、職員研修規程の第3条において、「研修は,職員が市民全体の奉仕者として職務を遂行するうえにおいて必要な知識,技能,態度等を修得させ,その資質及び能力の向上を図ることを目標とする。」としている。 自治会・町内会に対する支援の充実を 自由民主党福岡市議団 問 本市では「共創」の地域づくりを推進しているが、自治会・町内会の活性化なくしては、自治協議会の発展、そして共創の地域づくりは進まないと考える。自治会・町内会への支援の充実に一層取り組む必要があると思うが所見を。 答 地域のまち・絆づくり検討委員会からの提言により、自治会・町内会等のコミュニティを大切にし、住民相互の顔の見える関係づくりに取り組むことが求められており、今後とも、持続可能な地域コミュニティづくりに向け、支援の充実に取り組んでいく。 本市独自のハラスメント禁止条例を作るべき 日本共産党福岡市議団 問 法に禁止規定がないと「ハラスメントをしてはならない」というルールが社会で共有されないとの研究者の意見がある。実効性のあるハラスメント禁止条例を独自に作って、女性が働きやすい環境をつくるべきではないか。 答 法改正により、セクシュアルハラスメントなどの防止対策が強化されるとともに、パワーハラスメント防止の措置を講じることが事業主に義務付けられており、監督指導権限を有する国と連携しながら取り組んでいく。 「生活の質の向上」に対する決意を問う 自由民主党福岡市議団 問 総合計画で都市の成長と生活の質の向上の好循環を基本戦略として掲げている。「生活の質の向上」は、地域の実情に合わせてきめ細かに対応しなければならないが、市長の決意を問う。 答 農山漁村地域などの住民が、住んでよかった、今後も住み続けたいと思うように、地域特性を生かした活性化や魅力の向上、また、医療や生活交通などの基本的な市民生活サービスの維持・向上など、持続可能な取り組みによる生活の質のさらなる向上を図っていく。 女性活躍推進に向けた取り組みを 福岡市民クラブ 問 本市一丸となって女性活躍を推進するためにも、市民局がリーダーシップをとり他局との連携も強化しながら取り組みを継続してほしい。男性、女性ともに生き生きと活躍できる福岡市にしていくための決意を問う。 答 女性が働きやすい企業は、全ての労働者にとって働きやすい企業であり、企業の一層の発展にもつながるものと考える。今後とも、関係局が連携し、働く場において、男女が対等に参画し、女性が活躍できる社会の実現に向けて取り組みを進めていく。 基本計画の策定においてはより一層の市民参加を 福岡市民クラブ 問 令和4年には第10次基本計画が策定される。一層の市民参加が推進されるためには、現計画策定時の課題等を踏まえて、より多様な市民の意見を反映させるための新しい手法の検討が必要と考えるが所見を問う。 答 基本計画は、策定プロセスにおいて幅広い市民の参画を得ることにより、市民と共有し、市民が共感できる計画を策定することが極めて重要である。次期基本計画も、より多くの市民から意見を聞きながら策定していきたいと考えている。 フリースクール等多様な教育の保障を 福岡市民クラブ 問 教育機会確保法ではフリースクール等と国や地方自治体との密接な連携が基本方針となっているが、フリースクールに通う児童生徒の出席扱いの要件はどのようになっているのか。 答 フリースクールに通う児童生徒の出席扱いは、教育委員会が作成したガイドラインに基づき、指導内容等の明示や常駐できる指導スタッフの配置等の要件を確認し、児童生徒がフリースクールで適切な相談かつ指導を受けていると学校長が判断できれば、出席扱いとしている。 ひとり親家庭の自立支援の充実を 公明党福岡市議団 問 高等職業訓練促進給付金(児童扶養手当の対象となる所得水準にある、ひとり親家庭の母または父が看護師や介護福祉士等の資格取得のため、1年以上養成機関で修業する場合に、修業期間中の生活の負担軽減のために支給される給付金。)制度について、国の方針に基づき、本人が仕事をしながら資格取得を目指す場合などに通信制を利用可とし、対象資格の拡大を図るなど、さらなるひとり親家庭の自立支援の充実を早急に図るべきと考えるが所見を問う。 答 同給付金は、ひとり親家庭の自立を促進する有効な事業と考えている。通信制の利用や対象資格の拡大も含め、今後とも就業支援をはじめとする、ひとり親家庭の自立に向けた総合的な施策の充実に向け取り組んでいく。 生活困窮家庭の中学3年生に対する学習支援の充実を 公明党福岡市議団 問 中学3年生の塾などの費用が出せない家庭をサポートできる体制がとれれば、子どもたちが夢に向かって頑張れると確信する。貧困の連鎖を断ち切るためには、教育の支援は重要であり、誰でも参加しやすい学習支援の場が必要と考えるが所見を問う。 答 貧困が世代を超えて連鎖することなく、全ての子どもたちが能力と可能性を最大限に伸ばし夢や希望を持つことができるように、教育の支援をはじめとする子どもの貧困対策に、しっかりと取り組んでいく。 午前中5時間授業は議論を重ね今後の方向を決めるべき 自由民主党福岡市議団 問 午前中5時間授業は十数年も学校任せで拡大してきたが、これだけ放置していた教育委員会の責任は大変重い。学校現場を含め教育委員会会議などでの議論を重ねた上で、今後の方向を決めていくべきだが所見を問う。 答 本年度からは、時間割編成の基本的な考え方等を明らかにするため教育課程編成検討委員会を設置した。今後、アンケートを実施し、全市的な実態の把握等を行い、教育委員会会議で協議を行うなどして、適切な時間割編成の在り方を検討していく。 ランドセルバンク制度の創設を 無所属 問 ランドセル購入の出費が重い負担となる家庭も少なくなく、一方で、使い終わったランドセルを提供したいとの相談もある。ランドセルなど高価な学用品をリユースする仕組みは市民ニーズに沿うと思うが所見を問う。 答 学用品のリユースについては、例えばランドセルは色、サイズや素材等も変化してきており、リユース品に対する保護者の考え方もさまざまであることから、今後必要な調査を行い、課題を整理し、他都市の状況等も踏まえ、必要性も含め検討していく。 福岡空港の周辺環境整備のさらなる推進を 自民党新福岡 問 福岡空港が地域と共生していくためには、空港周辺環境整備の推進という大きな観点で取り組むことが重要である。福岡空港が周辺地域にかける負担を軽減し、地域の課題を解決することが不可欠と考えるが所見を問う。 答 福岡空港の円滑な運営は、地域住民の理解と協力に支えられている。今後とも、国や空港運営会社等と連携して空港の機能強化と周辺地域の振興や活性化を図り、経済的な成長と安全・安心で質の高い暮らしのバランスがとれたまちづくりを進めていく。 第1次産業の振興を 無所属 問 第1次産業では後継者不足、農業では耕作放棄地の問題があるが、第1次産業の魅力を高め、課題を解決することは、市の魅力を大きく向上させることにつながると確信するが、所見を問う。 答 農地、森林、海域の有する多面的機能を将来にわたって発揮できるように農林業総合計画および水産業総合計画を策定し、農林水産業の振興に向けた取り組みを進めている。今後とも、これらの計画に基づき、新規就農者の支援や耕作放棄地の解消などに着実に取り組んでいく。 AI・IoTの積極的な活用に向けた取り組みを 無所属 問 AI・IoTは、民間企業が幅広く活用することによって有効になるが、市としてどのように取り組むのか、市民や議会などに伝えることができていない。この課題を踏まえ、今後どのようなところに力を入れて取り組むのか。 答 本年8月に赤煉瓦文化館にエンジニアカフェを設置し、エンジニアの活動支援などの取り組みを始めた。今後は、市政だよりやホームページなどを幅広く活用して丁寧に広報し、市民の理解を深めるように努めていく。 このほかの主な質問 ●AED(自動体外式除細動器)施策の検証と実践的な配置について ●建築紛争予防条例の問題点について ●井尻地区の連続立体交差事業の早期事業化について ●政策・方針決定過程における男女共同参画の推進について ●繁華街における客引き問題について ●福岡空港内の米軍基地問題について 4面 常任委員会の動き (6月25日から9月24日) 総務財政委員会 総合計画、国際交流、財政、地域コミュニティ、防災など 「福岡市印鑑条例の一部を改正する条例案」ほか4件の議案審査など 教育こども委員会 子ども育成、教育など 「福岡市立保育所条例の一部を改正する条例案」ほか5件の議案審査など 経済振興委員会 商工業、観光、文化、農林水産業、港の整備など 「美術品の取得について」ほか7件の議案審査など 福祉都市委員会 社会福祉、保健衛生、住宅、建築、都市計画、公園など 「令和元年度福岡市一般会計補正予算案(第2号)」ほか5件の議案審査など 生活環境委員会 環境・ごみ・リサイクル、道路、下水道、河川、消防、水道、地下鉄など 「福岡市道路の構造の技術的基準及び道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例案」ほか9件の議案審査など ※常任委員会・特別委員会での審査状況の詳細については、毎月発行の議会月報に掲載しています。議会月報は総合図書館、各区の図書館、情報プラザ(市役所1階)などで閲覧できます。また、市議会ホームページの「会議録」にも掲載しています。(ホームページへの掲載には、約3カ月を要します。) ※常任委員会・特別委員会は傍聴することができます。(人数には限りがあります。) 問い合わせ先 議会事務局議事課(市役所議会棟8階) 電話711-4746 FAX733-5869 決算特別委員会の設置  平成30年度の決算関係議案を審査するため、決算特別委員会が9月12日に設置され(監査委員を除く全議員で構成)、10月2日から10月21日まで審査が行われました。  審査の概要は次号に掲載予定です。 委員長 中島まさひろ(なかしま まさひろ) 副委員長 打越 基安(うちこし もとやす) 稲員 稔夫(いなかず としお) はしだ 和義(はしだ かずよし) 大坪 真由美(おおつぼ まゆみ) 田中しんすけ(たなか しんすけ) 決算特別委員会ってどんなことをするの?  決算特別委員会は、前年度の決算に関する議案について審査するために設置される特別委員会です。市長から議会に提出された決算関係議案について、総会と分科会(常任委員会と同じ構成)で、予算が適切に使われたか、事業の成果はどうかなど、詳しく審査しています。  総会の様子はインターネット議会中継で配信していますので、ぜひご覧ください。  市議会ホームページから議会中継にアクセスできます。 政治倫理審査会で議員の資産等報告書等を審査  議員の資産等について審査する福岡市政治倫理審査会が7月25日に開催されました。  議員から提出された次の各報告書について、記載事項に疑義がないかなどが審査された結果、「特に指摘すべき事項はない」との審査報告がなされました。 ・資産等報告書(平成30年12月31日現在所有する資産等) ・所得等報告書(平成30年分の所得等) ・関連会社等報告書(平成31年4月1日現在役員等に就任している会社の名称等) ※審査報告書および上記の各報告書は公開しています。閲覧時間は午前8時45分〜午後5時30分です。(土・日・祝日・年末年始を除く) 閲覧場所および問い合わせ先 議会事務局調査法制課(市役所議会棟8階) 電話711-4749 FAX733-5869 請願 9月定例会で結論が出た請願 採択 ○生活交通の充実、整備について 議会要覧を販売しています  議会および市政全般の基本事項について分かりやすく掲載したハンドブック「議会要覧 令和元年版」を市役所1階の情報プラザで販売しています。(1冊810円)  なお、本書の内容は、市議会ホームページ内の「市議会★情報BOX」から閲覧できます。 意見書・決議  市議会は、国会や関係省庁などへ市民生活に関係のある問題について意見や要望を伝えるため、意見書を提出することができます。本定例会では2件の意見書案が可決されました。  また、天皇陛下御即位に当たっての賀詞に関する決議案が可決されました。  要旨は次の通りです。全文は市議会ホームページの「会議結果」からご覧いただけます。 意見書 ●高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を<全員賛成>  75歳以上の高齢運転者による死亡事故の構成比は増加傾向にあり、政府は、民間事業者とも連携しながら、総合的な事故防止策としての、高齢運転者の安全運転支援と地域における移動手段の確保を進める必要があります。よって、「安全運転サポート車(サポカーS)」や後付けの「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の普及を一層加速させるなど、高齢者を対象とした交通安全施策を推進すること、運転免許証を自主返納した高齢者が日々の買い物や通院などに困らないよう「地域公共交通ネットワーク」のさらなる充実を図ることを要請するものです。 ●核兵器禁止条約の締結を<賛成多数>  2017年7月、核兵器を全面的に違法化する核兵器禁止条約が、国連で採択されました。しかし、米国とロシアのINF(中距離核戦力)全廃条約の失効など、核兵器廃絶に向けた動きは今、世界的に停滞しています。今こそ日本が、核兵器廃絶に向けた強いイニシアチブを発揮し、核使用禁止の国際的機運を高めるべきであり、速やかな核兵器禁止条約の締結を要請するものです。 決議 ●天皇陛下御即位に当たっての賀詞に関する決議<全員賛成>  天皇陛下におかせられましては、この度御即位のよき日をお迎えになられ、誠に慶賀に堪えません。  福岡県ともゆかりのある令和の世に、我が国の平和と繁栄が幾久しく続くことを心より祈念します。  ここに福岡市議会は、市民を代表して、謹んで慶祝の意を表します。 応援しよう!アビスパ福岡 レベルファイブスタジアム(博多区東平尾公園)での試合予定 以下は試合日、開始時間、対戦相手の順です。 11月2日(土曜)  午後1時  東京ヴェルディ 11月16日(土曜)  午後1時  ツエーゲン金沢 11月24日(日曜)  午後2時  鹿児島ユナイテッドFC ふくおか市議会だより次号は、2月1日発行予定です。 第12回 花を見に行こう! 周船寺ふれあい花広場(西区)のコスモス 市議会ホームページから会議日程や議案、会議結果、議会中継(ライブ・録画)などがご覧いただけます。 次の議会(定例会)は12月の予定です。日程は市役所・区役所・出張所・地下鉄駅構内のポスター、市議会ホームページやTwitterに掲載します。