市議会と市長・仕事・構成

市議会と市長

市役所は、福祉や教育、上下水道など市民生活に密着した仕事をしています。このため、市民の意見が市政に反映されなければなりません。しかし、市民すべてが集まり、市政を運営することは困難ですので、市民の代表である市議会や市長が中心となって市政を運営しています。

市議会は市政の方針を決定したり、市政が適正に行われているかをチェックします。市長は、市議会の決定に沿って施策を実施します。

市議会と市長は、独立・対等の立場にあり、お互いにけん制・協力し合って、より良い市政の実現を目指しています。

市民と市議会と市長の関係

市議会の仕事

市議会は、市民の代表として十分な活動ができるように議決権、調査権、監査請求権など多くの権限をもっています。これらの権限に基づいて、市議会は次のような仕事をしています。

議決

市議会の最も基本的な仕事で、条例や予算など重要な案件について決定します。

選挙

議長、副議長をはじめ、選挙管理委員などを選挙します。

同意

副市長や監査委員を市長が選任する場合などに同意するかどうかを決定します。

検査、監査の請求

市の事務等について検査したり、監査委員に対して監査するよう求めることができます。

調査

市の事務について調査し、必要があれば関係者に対して出頭や証言、記録の提出を請求することができます。

意見書の提出

市の公益に関することについて、国会や国・県などの関係行政機関に意見書を提出することができます。

市議会の構成

議員

福岡市議会は、定数62人の議員で構成されています。議員の任期は4年です。

議長・副議長

市議会には、議員の中から選挙で選ばれた議長と副議長がいます。議長は市議会を代表し、会議を主宰します。副議長は、議長が出席できない場合などに、議長の代理を務めます。
議長、副議長あいさつはこちら

会派

福岡市議会には、議会の中において同じ意見や考え方を持った議員によって組織された会派があります。

議員名簿(会派別)はこちら